北陸新幹線走る県都の夜空に8000発 福井フェニックス花火、恐竜の足跡や卵の形も

AI要約

福井県福井市の第71回福井フェニックスまつりで行われた「福井フェニックス花火」は、30分間で約8千発が打ち上げられ、北陸新幹線が走る福井市の夜空を彩った。

初の新幹線延伸後のフェニックス花火では、全て打ち上げ花火とし、会場周辺には約5万6千人の観客が集まった。

花火は恐竜王国福井のPRや家族連れ、若者らに人気の花火などが披露され、盛大に幕を閉じた。

北陸新幹線走る県都の夜空に8000発 福井フェニックス花火、恐竜の足跡や卵の形も

 福井県福井市の第71回福井フェニックスまつりを彩る「福井フェニックス花火」が8月23日夜、同市の足羽川板垣橋-木田橋間の河川敷で行われた。30分間で約8千発が打ち上げられ、北陸新幹線が走る県都の夜空を彩った。

 3月の新幹線延伸後初のフェニックス花火は、遠くからより多くの人に見えるよう、仕掛け花火をやめて全て打ち上げ花火とした。市観光協会によると、会場周辺には約5万6千人の観客が詰めかけた。

 午後7時半に「ドーン」という迫力ある音とともにスタート。恐竜王国福井をPRする恐竜の足跡や卵の形に広がる花火などが次々と披露された。「かがやきあふれるグランドフィナーレ」と銘打った終盤は、黄金の「錦冠菊(にしきかむろぎく)」や虹色などの花火が大輪を咲かせ、家族連れや浴衣姿の若者らから歓声が上がった。