大牟田病院の看護師ら4人の虐待認定…患者9人に

AI要約

福岡県は大牟田市の国立病院機構「大牟田病院」で入院患者に性的虐待などを行った男性看護師ら4人を認定した。

虐待は身体的障害のある男女患者9人に対し、性的虐待や身体的・心理的虐待が行われていた。

福岡県は再発防止策を確認し、障がい福祉サービス事業所などへ研修や通報体制の整備を求める方針。

大牟田病院の看護師ら4人の虐待認定…患者9人に

大牟田市の国立病院機構「大牟田病院」で、職員らが入院患者に虐待を繰り返していた問題で、福岡県は23日、男性看護師ら4人が患者9人に性的虐待などを行っていたと認定しました。

福岡県によりますと、「大牟田病院」の男性看護師ら4人は、身体的な障害のある入院患者男女9人に複数の虐待をしていました。

具体的には、胸や下半身を触る性的虐待や、頭を叩いたり引きずったりする身体的・心理的虐待です。

福岡県は23日の会見で、「人権尊重の意識が欠けた行為で非常に遺憾」と非難しました。

福岡県は今後、「大牟田病院」に対し再発防止策の運用を確認するとともに、来週にも県内の障がい福祉サービス事業所などを対象に職員らへの研修や通報体制の整備を求める文書を出す予定です。