川崎市での原爆展を前に 被爆者の体験を聞く会

AI要約

川崎市高津区で原爆展が開催される前に被爆者から体験を聞く会が市民団体によって開かれた。

被爆者・陣川幸子さんが自らの被爆体験を語り、原爆の恐ろしさを訴えた。

参加者からは、生で聞けたことに感謝の気持ちが示された。

川崎市での原爆展を前に 被爆者の体験を聞く会

9月に川崎市高津区で原爆展が開かれるのを前に、被爆者から当時の体験を聞く会を市民団体が開きました。

被爆者・陣川幸子さん

「何だろうって思ったとたんにピカーッとカメラのフラッシュのような青白い白い光が光ったと同時にドッカーンと音と一緒にフワァッて熱風がやってきたんです」

川崎市内で活動する「原水爆禁止高津区協議会」は毎年夏に原爆展を開いています。

そのプレ企画として開催された今回の集会には市民らおよそ100人が参加しました。

会では広島の原爆や特攻の話を朗読した後、長崎の被爆者・陣川幸子さんが登壇。

9歳の時、爆心地から8キロほど離れた自宅の庭で被爆した陣川さんは自らの被爆体験を語り、原爆の恐ろしさを訴えました。

参加者

「まざまざと景色が思い浮かべられるので怖いことだとは思ったんですけど、生で聞けてよかったなと思います」

陣川幸子さん

「核兵器というのは地球上にあってはならないものだと私は思うし、そういう気持ちで被爆者は色んな活動をしているんです」

「高津区原爆展」は9月9日から高津区役所のロビーで開かれます。