「風鈴の音もよくて元気出ました」厳しい暑さ続く…復活のそうめん流し&台風10号は【愛媛】

AI要約

愛媛県内では猛烈な暑さが続き、処暑にもかかわらず残暑が厳しい状況である。

子供たちが涼しさを求めて川遊びを楽しむ一方、権現山そうめん流しの人気が再燃している。

台風10号の接近に備え、県内でも準備が必要である。

「風鈴の音もよくて元気出ました」厳しい暑さ続く…復活のそうめん流し&台風10号は【愛媛】

暦の上では、暑さがおさまるといわれる「処暑」ですが、23日も愛媛県内は残暑というには程遠い猛烈な暑さとなりました。まだまだ涼しさを求めひんやりグルメが人気の一方で気になるのは来週、日本に接近しそうな台風の進路です。

高気圧に覆われよく晴れた23日の県内、8月も残り1週間あまりとなりましたが、まだまだ川遊びを楽しむ子供たちでにぎわいます。

23日午後3時時点今治市大三島で36.3度、宇和島で36度、松山で35.8度など県内6つの地点で35度を超える猛暑日となりました。

この厳しい暑さを少しでも和らげようと夏の風物詩がまだまだ大人気です。

元気よくそうめん食べる男の子:

「今ね15(杯)は、いっとる!」

家族3世代で食べに来た祖母:

「みんなが食べてくれるので気持ちが涼しくなります」

砥部町広田地区の山あいで50年以上続く権現山そうめん流しです。

権現山そうめん流し・島田充智代表:

「地域の方が『ありがとう』って声をかけて下さったりするんで、それがやってよかったと一番思います」

実はこちらのそうめん流し、新型コロナやスタッフの高齢化などの影響で、一度、営業を終了していましたが、再開を望む声を受け今年5年ぶりに復活したんです。

スタッフ:

「残暑が厳しいです、今年。まだまだそうめん流しのシーズン」

近くの滝から吹き抜ける風などにより権現山付近の気温は、松山よりも7度ほど低く、特にお盆休みは多い日で一日に240人の客が訪れたそうです。

正本健太キャスター:

「この近く流れる川の湧水を使って流しているそうめん流しです。ここの魅力が地元のキクラゲを薬味として使っているところだそうです。一緒にいたただきます。やっぱりこの気持ちいい風、そしてキクラゲの歯ごたえもよくて、ここでしか体験できないこの時期ならではの爽快感がありますね」

松山から来た夫婦:

「風鈴の音もよくて元気出ました」

松山から来た男性:

「おいしかったよ。涼しくていい。いいなきょうは」

松山の女性:

「子供の頃、結構来てて懐かしい感じだったんで、またずっと続いてほしいと思います」

権現山そうめん流しは、来月15日(日)まで毎日営業しています。

こうした中、気になるのが22日発生した台風10号です。今後、発達しながら北上する見込みで、強い勢力で来週27日火曜日から28日の水曜日ごろにかけ本州や四国に接近・上陸するおそれがあります。

予報円の西側を通過した場合は県内にも大きな影響が出る可能性があり、27日の台風接近前から雨や風が強まるおそれがあります。飛ばされやすいものを室内に入れたり雨どいや側溝の掃除をしたりするなど早めの準備が大切です。

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