過去には漁業被害も経験エチゼンクラゲの出現確認 深浦町の漁師不安

AI要約

深浦町の海で大型のエチゼンクラゲが確認され、漁業被害への懸念が高まっている。

県水産総合研究所は今後のエチゼンクラゲの出現状況に注意を呼びかけている。

過去にもエチゼンクラゲによる漁業被害があり、漁師たちは再び心配している。

過去には漁業被害も経験エチゼンクラゲの出現確認 深浦町の漁師不安

漁業被害をもたらす大型のクラゲが深浦町の海で確認され、漁師が不安を募らせています。

大型のクラゲ、エチゼンクラゲが確認されたのは深浦町の北金ヶ沢漁港です。県によりますと今月18日に定置網に かさの直径が40センチほどのエチゼンクラゲがかかっているのが見つかりました。

エチゼンクラゲはことし15年ぶりに長崎県沿岸で大量に出現していて今後海流に乗って北上してくることが懸念されています。過去に県内でも大量出現による漁業被害が出ました。15年前、被害を経験した漁師に話を聞くと…。

★新深浦町漁協の漁師

「(網に)エチゼンクラゲが入れば全部放流しないといけない 大量に入ってくるから人間の手ではどうにもならない(15年前は)1か月半くらいまるっきり水揚げゼロみたいなものだった 心配だな今回また」

県水産総合研究所は今後の出現状況に注意するよう呼びかけています。