山陽線の快速列車に有料指定席、通常の席と「のれん」で分割 10月5日からJR西日本

AI要約

JR西日本中国統括本部は、山陽線の一部の上り快速列車に10月5日から有料指定席を導入すると発表した。

有料指定席は「快速うれしート」で、平日の朝と土曜・休日の夕方に設定される。

指定席券は一律530円で、みどりの券売機かネット予約で購入可能。閑散期は330円でネット予約で300円になる。

山陽線の快速列車に有料指定席、通常の席と「のれん」で分割 10月5日からJR西日本

 JR西日本中国統括本部は22日、山陽線の一部の上り快速列車に10月5日から有料指定席を導入すると発表した。岩国発の列車で、通勤・通学客向けは平日の朝に五日市までの1本、観光客などの利用を想定する土曜と休日の夕方は広島までの2本に設定する。中国地方で同様の座席を設けるのは初めて。

 有料指定席は「快速うれしート」。227系車両の最後部の1号車のうち、後ろ寄りの20席を指定席にする。のれんを設けて通常の席と分け、指定席券を持つ人だけが座れるようにする。

 平日は午前6時48分発の岩国―五日市間、土曜と休日は午後3時39分、4時39分発の岩国―広島間が指定席となる。乗車券に加え一律530円の指定席券が必要で、みどりの券売機かネット予約で買う。乗車日の1カ月前の午前10時から購入できる。閑散期は330円。ネット予約で300円になる。