JR西、着席サービス「快速 うれシート」対象を拡大 広島エリアにも導入

AI要約

JR西日本は、有料座席サービス「快速 うれシート」の導入路線を拡大することを発表した。

新たに導入される区間はJR神戸線、奈良線、山陽本線などで、中国エリアでのサービス提供が初となる。

利用時には指定席券の購入が必要で、価格は通常期530円、閑散期330円。導入拡大は10月5日を予定している。

JR西、着席サービス「快速 うれシート」対象を拡大 広島エリアにも導入

 JR西日本は22日、有料座席サービス「快速 うれシート」の導入路線を拡大すると発表した。

 「快速 うれシート」は、快速列車(直通快速、区間快速など含む)の一部席を有料の指定席として提供する、有料着席サービス。2023年10月より、大和路線などで提供している。

 同社が今回発表した新規導入区間は、JR神戸線の網干・姫路→大阪間、奈良線の奈良→京都間、山陽本線の岩国→五日市・広島間。山陽本線の岩国→広島間は土休日午後の列車が対象で、その他は平日朝の導入となる。中国エリアでの有料座席サービスの提供は、これが初となる。このほか、すでに同サービスを導入済みの大和路線やおおさか東線では、対象列車を夕夜間の下り列車にも拡大する。

 「快速 うれシート」の利用には、指定席券の購入が必要。価格は、通常期530円、閑散期330円。乗車日1か月前の10時より、みどりの窓口やネット予約サービス「e5489」などで発売する。また、「e5489」限定商品として、300円で購入できるチケットレス指定席券も発売するという。

 「快速 うれシート」の導入拡大は、10月5日を予定する。