インターハイ男子サッカー出場全52校に特産の干し芋発送 福島県楢葉町 固定開催記念し感謝とエール

AI要約

福島県楢葉町から全国高校総体に出場した52校に干し芋を発送

町は震災後にサツマイモ栽培を始め、干し芋を贈ることで感謝と応援を伝える

町長は選手たちに健康食品としての干し芋を食べてもらい、活躍を期待

インターハイ男子サッカー出場全52校に特産の干し芋発送 福島県楢葉町 固定開催記念し感謝とエール

 福島県楢葉町は21日、今年度の全国高校総体(インターハイ)男子サッカー競技に出場した全52校に町特産の干し芋を発送した。Jヴィレッジ(楢葉・広野町)を主会場に本県固定開催されたのを記念し、高校生に感謝とエールを伝える。

 町は東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの農業再生に向け、2017(平成29)年からサツマイモ栽培に取り組み、町特産品開発センターで6次産業化を進めるなど一大産地化を目指している。主力商品の干し芋は無添加で栄養価が高いことから、選手に食べてもらおうと贈呈を決めた。各校にそれぞれ120グラム入り30袋を送る。

 発送セレモニーを町役場で行い、松本幸英町長、町と包括連携協定を結んでいるヤマト運輸の石毛智昭福島主管支店長らが出席した。松本町長がヤマト運輸の担当者に干し芋が入った箱を託した。終了後、荷積みしたトラックが出発した。

 松本町長は「出場校に感謝の気持ちを送る。サッカーに励む全国の高校生に健康食品である干し芋を食べてもらい、技術を磨いてもらいたい」と語った。