“中学生の主張”富山県大会…「病気で看護師にかけられた言葉に勇気をもらい看護師目指す」

AI要約

富山県大会で開かれた「中学生の主張」では、10人の生徒がそれぞれの体験や思いをスピーチしました。山本耕太郎さんは差別のない社会を訴え、今井咲希奈さんは看護師を目指す夢を語りました。

今井咲希奈さんが最優秀賞を受賞し、近畿中部ブロック審査に進むことになりました。

“中学生の主張”富山県大会…「病気で看護師にかけられた言葉に勇気をもらい看護師目指す」

中学生が日常生活や学校での活動で感じたことなどを発表する「中学生の主張」富山県大会が21日富山市で開かれました。

この大会は、県などが毎年開いていて、応募のあった「中学生の主張」の作文、1727点の中から審査で選ばれた10人の生徒が、それぞれ5分間でスピーチを行いました。

このうち、高岡市の牧野中学校3年の山本耕太郎さんは、「すべての人が平等に」と題し、「14歳の挑戦」で職場体験した幼稚園で、外国籍の子どもたちも差別なく扱われているのを見て感じたことを語りました。

そして「誰ひとり取り残さない」社会を築いていく大切さを訴えていました。

また、高岡市の戸出中学校2年の今井咲希奈さんは、自身の病気のことで看護師にかけられた言葉に勇気をもらい、「これからどんな困難にぶつかっても、自分の可能性を信じ、看護師を目指していきたい」と将来の夢を語っていました。

審査の結果、最優秀賞には戸出中学校の今井咲希奈さんが選ばれ、来月の近畿中部ブロック審査に進むことになりました。