庄内空港発着の羽田便 冬ダイヤ以降も1日5便継続 「利用拡大を積極的に」

AI要約

庄内空港発着の羽田便は、去年3月から増便され、期間限定で1日5往復となっているが、10月27日からの冬ダイヤ以降も継続されることが決まった。

運航は全日空が担当し、上期の搭乗率は底堅い水準を保っており、需要が見込まれているため、冬ダイヤでも5往復の運航が続く。

庄内空港利用振興協議会の会長は、増便の継続による地域経済への効果を期待し、利用拡大に向けた活動を積極的に行う考えを示している。

庄内空港発着の羽田便 冬ダイヤ以降も1日5便継続 「利用拡大を積極的に」

去年3月から増便され、期間限定で1日5往復となっている庄内空港発着の羽田便について、ことし10月27日からの冬ダイヤ以降も継続されることが決まりました。

庄内空港発着の羽田便は、去年3月に12年ぶりに1往復増便されて以降、航空機の検査で機体が使えない時期などを除き全日空が5往復で運航を行ってきました。

県によりますと5往復を運航していた去年5月末までの上期の搭乗率は65・4%、ことしの同じ期間の搭乗率は65・1%などとなっています。

増便は期間限定の措置でしたが、今後も底堅い需要が見込まれ、全日空は冬ダイヤとなる10月下旬以降も、5往復の運航を継続することを決めました。期間は、ことし10月27日から来年3月29日までで、午後0時25分羽田発と、午後2時15分庄内発の往復1便がダイヤに加わる予定です。

増便の継続を受けて庄内空港利用振興協議会の会長を務める矢口明子酒田市長は、「地域経済への波及に大きな効果をもたらすと期待している。さらなる利用拡大に向けた活動を積極的に行っていく」とコメントしています。