「パチンコで失った資産を取り返したい…」 貴金属店強盗の男の裁判が結審 判決は8月29日

AI要約

愛媛県松山市の銀天街にある貴金属店で現金を奪ったとして、強盗などの罪に問われている男の裁判で、検察側は懲役7年を求刑しました。

押し入り事件の概要や被告の行動、検察側と弁護側の主張、裁判の結末などが明らかになっています。

裁判の結果は今月29日に出る予定であり、社会的制裁や再犯の可能性などが考慮される見通しです。

「パチンコで失った資産を取り返したい…」 貴金属店強盗の男の裁判が結審 判決は8月29日

愛媛県松山市の銀天街にある貴金属店で現金を奪ったとして、強盗などの罪に問われている男の裁判で、検察側は懲役7年を求刑しました。

起訴状などによりますと、住所不定・無職の中岡慎一被告57歳は今年5月、松山市の銀天街にある貴金属店に押し入り、女性店員をナイフで脅したうえ、現金およそ50万円を奪ったということです。

松山地裁で開かれた19日の裁判で、検察側は「強盗の目的はパチンコなどで失った資産を取り返したいという身勝手なもので、正当化する理由にならない」などとして、懲役7年を求刑しました。

一方、弁護側は、逮捕の様子が大々的に報じられるなど社会的制裁を充分受けたほか、更生意欲はあり再犯の可能性はないとして、寛大な判決を求めていました。

判決の言い渡しは今月29日の予定です。