快挙!夏の甲子園 島根代表大社がミラクル!93年ぶりベスト8進出 早稲田実業にサヨナラ勝ち

AI要約

夏の甲子園、大社が早稲田実業との激戦を制し、93年ぶりにベスト8進出。エース馬庭の力投で無失点でしのぎ、延長タイブレークの末にサヨナラ勝ち。

貴重な先制点を挙げた5番下条や痛恨の守備ミスを挽回したスクイズで同点。最後は馬庭のサヨナラヒットで勝利。

過去の記録を更新する大会戦績に大社高校応援団も熱狂。32年ぶりの出場で勢いをつけ、激闘を繰り広げた。

快挙!夏の甲子園 島根代表大社がミラクル!93年ぶりベスト8進出 早稲田実業にサヨナラ勝ち

大会11日目を迎えた夏の甲子園、17日の3回戦で島根代表の大社が西東京代表の早稲田実業と対戦し、延長タイブレークの末にサヨナラ勝ち。夏の全国大会で93年ぶりのベスト8進出を果たしました。また夏の甲子園で3勝を挙げるのは大社としては初めてとなります。

大社は、1回裏に2アウト1,3塁の場面から5番下条のライト前ヒットで先制に成功します。

サウスポーのエース馬庭は、早稲田実業の強力打線を相手に、1回、2回、4回とランナーを許しながらも、力投を見せて無失点でしのぎました。5回を3者凡退に切って取ると、5回裏大社は、連打で1アウト1,2塁のチャンスを作りますが、4番高梨の当たりはセカンドライナーとなり、ダブルプレー。惜しくも追加点とはなりませんでした。

6回表に同点に追いつかれ、続く7回表に痛恨の守備の乱れから勝ち越しを許しますが、9回裏の土壇場にスクイズで同点に追いつきました。なおもサヨナラのチャンスを迎えましたが、早稲田の好守備に阻まれました。

そして延長タイブレークに入り、互いに好守備で得点を許さず、緊迫したゲームが続く中、大社は11回裏にノーアウト満塁とチャンスを広げ、ここまで力投を続けてきた馬庭が、センター前にサヨナラヒット!3対2で早稲田実業を破りベスト8進出を決めました。

32年ぶりの夏の甲子園出場を果たした大社は、1回戦で優勝候補の報徳学園を破り、63年ぶりの初戦突破を果たすと、2回戦では長崎代表の創成館を延長タイブレークの接戦の末に破り、1917年以来107年ぶりの全国大会2勝を挙げて勢いに乗っていました。

大社高校応援団は、午前7時にバス18台で地元を出発し、約550人がアルプススタンドに駆けつけ声援を送っています。