工藤会系組事務所の撤去を確認 「餃子の王将」社長射殺事件の実行役として起訴された幹部が所属 福岡県警

AI要約

福岡県警が特定危険指定暴力団・工藤会系の組事務所の撤去を確認した。

撤去が確認されたのは、福岡県春日市にある木造二階建ての工藤会二次団体「石田組」の組事務所。

組事務所は使用されておらず、所有権が不動産会社に移っていた。

工藤会系組事務所の撤去を確認 「餃子の王将」社長射殺事件の実行役として起訴された幹部が所属 福岡県警

特定危険指定暴力団・工藤会系の組事務所について、福岡県警が撤去を確認したことが分かりました。

撤去が確認されたのは、福岡県春日市にある木造二階建ての工藤会二次団体「石田組」の組事務所です。

捜査関係者によりますと、福岡県警は今年4月、建物への組員の出入りがないことを確認し、事務所として使用されていないと判断。

その後、工藤会幹部が自宅として使用していましたが、建物の老朽化などもあり、今年7月に売買され、所有権が不動産会社に移ったことを確認しました。

石田組自体は現在も存続しているということです。

石田組をめぐっては、組幹部の田中幸雄被告が2008年に福岡市内で大手ゼネコン社員らの車を銃撃したなどの罪で懲役10年の判決を受けています。

また田中被告は2013年に起きた「餃子の王将」運営会社の社長が射殺された事件で実行役として殺人などの疑いで2022年に逮捕・起訴されています。