安佐動物公園にクマ1頭出没 山林カメラに映像、西園を当面閉鎖 広島市安佐北区
広島市安佐北区の安佐動物公園内で野生のツキノワグマ1頭が出没し、一部のエリアが閉鎖された。
クマはカメラに写っているだけで被害はなく、職員がパトロールしても見つからなかった。
過去にもツキノワグマが出没しており、今回も西園の閉鎖が決定された。
広島市安佐北区の安佐動物公園内の山林に野生のツキノワグマ1頭が出没したとして、同園は16日から一部のエリアを閉鎖した。人や物への被害は発生していない。
同園によると、12日午前6時20分ごろ、西園にあるピクニック広場の最上部の山林に設置していたカメラにクマが写っていた。来園者が立ち入れる場所ではないという。
職員が15日に映像を確認し、園内をパトロールしたが、発見できなかった。成獣で近くの山林から移動してきたとみている。
同園は当面の間、レッサーパンダやユーラシアカワウソを見学できる西園を閉鎖する。同園では昨年10月28日にも野生のツキノワグマ2頭が出没。同31日~12月8日に一部エリアを閉鎖していた。