尖閣の中国船2隻が領海退去 19日連続航行

AI要約

石垣市の尖閣諸島周辺で領海侵入していた中国海警局の艦船が領海を退去し、接続水域に出た。

尖閣周辺での中国艦船の領海侵入は2日連続で、今年33日目。

中国艦船は機関砲らしきものを搭載しており、海保の巡視船が再侵入を防ぐため警告している。

 第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺で領海侵入していた中国海警局の艦船「海警2103」「海警1305」は15日午後零時24分ごろ領海を退去し、領海外側の接続水域に出た。2隻は14日、日本漁船を追って領海に侵入していた。

 尖閣周辺での中国艦船の領海侵入は2日連続で、今年33日目。

 接続水域ではほかに「海警2201」「海警2202」も航行しており、尖閣周辺で中国艦船が航行するのは19日連続となった。

 中国艦船は4隻とも機関砲らしきものを搭載している。海保の巡視船が領海に再び侵入しないよう警告している。