終戦から79年「不戦の誓い」新たに…福岡市で戦没者追悼式 参列遺族の高齢化進む「戦争の記憶」継承が課題に

AI要約

福岡県で行われた戦没者追悼式では、遺族約630人が参列し、平和への誓いを新たにしました。

式典では1分間の黙とうや花を手向ける儀式が行われ、参列者は戦没者を偲んでいました。

高齢化が進む中、県内の中高生たちも参列し、戦争の記憶の継承が重要視されていました。

終戦から79年「不戦の誓い」新たに…福岡市で戦没者追悼式 参列遺族の高齢化進む「戦争の記憶」継承が課題に

「終戦の日」の15日、福岡県でも戦没者追悼式が行われ、遺族たちが平和への誓いを新たにしました。

福岡市中央区の福岡武道館で行われた県の戦没者追悼式には、遺族など約630人が参列し、正午に合わせて1分間黙とうを捧げたあと祭壇に花を手向け、不戦の誓いを新たにしました。

◆戦没者遺族代表 田中玉喜さん

「毎年この場に来ますけど新たな悲しみがありますね。戦没者を思い出します。こういう式典は長く続けてほしい」

県によりますと参列遺族は高齢化が進んで平均年齢も77.8歳となり、戦争の記憶の継承が課題になる中、15日は県内の中高生たちも参列し祈りを捧げていました。