緑あふれる福祉施設に 射水市とジャパンフラワー、9月プロジェクト開始 挿し木や花 利用者が種植え、水やり

AI要約

射水市とジャパンフラワーコーポレーションは福祉施設に挿し木や花を設置する「グリーンプロジェクト」を始める。

施設利用者が植栽の管理に携わることで、脳の活性化や生きがいにつながるという。

ジャパンフラワーコーポレーションが挿し木や花を用意し、施設利用者が活動を行う予定。

緑あふれる福祉施設に 射水市とジャパンフラワー、9月プロジェクト開始 挿し木や花 利用者が種植え、水やり

 射水市とジャパンフラワーコーポレーション(同市)は9月、市内の福祉施設に挿し木や色鮮やかな花を設置する「グリーンプロジェクト」を始める。今年度は市内の2施設で実施し、来年度以降に拡大する。種植えや水やりは施設利用者が中心となって行い、認知症予防やストレスの軽減、地域住民との交流につなげる。

 グリーンプロジェクトは全国の商業施設や企業などで実施しており、店や事業所に緑を増やすことで、落ち着きのある空間を生み出している。福祉施設でも導入するケースが増えてきており、高齢者や障害者が植栽の管理に携わることで、脳の活性化や生きがいにつながるという。

 射水市内では「みんなで介護事業所を花いっぱいにする」をテーマに、今年度は特別養護老人ホーム「大江苑」や小規模多機能型居宅介護「新湊BASEやっしゃっけ」で実施する。

 ジャパンフラワーコーポレーションが挿し木や花などを用意し、施設利用者が水やりや草むしりを行う。施設を利用した挿し木の体験会を開く予定で、住民や子どもらと施設利用者が交流する。松村吉章社長は「花は人を元気にする力がある」と話した。