退避壕の落書きを除去 阿蘇中岳の火口見学エリア 職員やボランティアら作業

AI要約

阿蘇市の阿蘇中岳火口見学エリアにある退避壕に相次いでいた落書きを管理事務所が除去

落書きは火口を一望できるエリア内の退避壕6基にあり、観光客らによるものとみられる

職員やボランティアらが落書き除去作業を行い、元の状態に戻せない部分もあるため引き続き対策を練る

退避壕の落書きを除去 阿蘇中岳の火口見学エリア 職員やボランティアら作業

 阿蘇市の阿蘇中岳火口見学エリアにある退避壕[ごう]に相次いでいた落書きについて、管理する環境省阿蘇くじゅう国立公園管理事務所(同市)は、9日までに落書きを除去した。

 落書きがあるのは、火口を一望できるエリア内の退避壕6基。観光客らによるものとみられ、同事務所は景観を害するとして対策を検討していた。

 職員やボランティアら十数人が作業に当たり、たわしやデッキブラシで落書きをこすり落とした。同事務所は「元の状態に戻せない部分もあった。まずは、落書きしにくい環境を整え、引き続き対策を練っていく」と話した。(小田喜一)