富山商、粘り及ばず 夏の甲子園、東海大相模に0―4

AI要約

富山商は2年連続18度目の出場となったが、東海大相模に0-4で敗れて昨年に続き初戦で敗退。

富山商の投手陣は福村優太、山本心太郎、森亮太が奮闘し、最少失点で中盤までついていくものの、打線が16三振を喫し4安打に抑え込まれる。

主将の鶴田尚冴と森が2安打を放つも、東海大相模の藤田琉生君の投球に苦しんだ富山商は再び大会初戦で敗退となった。

 第106回全国高校野球選手権大会第6日は12日、甲子園球場で2回戦が行われ、2年連続18度目の出場となった富山県代表の富山商が東海大相模(神奈川)に0―4で敗れ、昨年に続き初戦で姿を消した。

 富山商は今夏初の公式戦マウンドに立った左腕・福村優太(3年)が三回途中まで1失点と力投し、続く背番号10の山本心太郎(同)が制球良く六回途中まで1失点と踏ん張った。3番手の森亮太(同)は八回に今大会第1号となるソロ本塁打を浴びながらも、2失点に抑えた。

 打線は16三振を奪われ、4安打に抑え込まれた。主将の鶴田尚冴(3年)と森がそれぞれ2安打を放った。前﨑秀和監督は「最少失点で中盤までついていけば一番良かったが、(東海大相模の先発)藤田琉生君が想像以上の球を投げてきた」と振り返った。