手作りオーナメント「ひょ鵜~たん」誕生 岐阜・養老町特産で長良川鵜飼を表現

AI要約

竹内蘭さんは岐阜県養老町特産のヒョウタンを使い、長良川鵜飼をモチーフにしたオーナメント「ひょ鵜~たん」を制作し販売している。

彼は幼少期から親しんだ郷土文化を後世に伝えるため、ヒョウタンを生かした作品づくりに取り組んでおり、フランス生まれのキャラクター「バーバパパ」をモチーフにしたヒョウタンのオーナメントも商品化している。

竹内さんの作品はヨーローヒョウタン工房や岐阜市内の土産物店で販売され、車や部屋に飾ったりストラップとして使用することができる。

手作りオーナメント「ひょ鵜~たん」誕生 岐阜・養老町特産で長良川鵜飼を表現

 岐阜県養老町特産のヒョウタンを使ってランプなどを制作している竹内蘭さん(45)=同町西小倉=が、長良川鵜飼をモチーフにしたオーナメント(飾り)「ひょ鵜~たん」を制作し販売している。「県を代表する文化とコラボし、全国の人に養老町をアピールしたい」と思いを語る。

 ひょ鵜~たんは高さ10センチほど。町内で生産された小形の品種「センナリヒョウタン」をアクリル絵の具で塗装し手作りした。鮎をあしらった木栓が特徴で、鵜が魚を捕らえる瞬間を表現している。

 竹内さんは大学進学を機に一時町を離れたが、10年ほど前に帰郷。その際、幼い頃から親しんだ郷土文化が廃れつつある状況に「後世につないでいきたい」との思いを抱き、ヒョウタンを生かした作品づくりに取り組んでいる。フランス生まれの人気キャラクター「バーバパパ」をモチーフにしたヒョウタンのオーナメントを商品化するなど、斬新なアイデアでヒョウタンの魅力を発信している。

 竹内さんは「車や部屋に飾ったり、ストラップとしてかばんに取り付けたりもできる」と語り、「お土産に手に取ってもらえたら」と話している。養老公園(養老町)にあるヨーローヒョウタン工房で1個1540円で販売するほか、岐阜市内の土産物店でも販売を予定している。