小泉八雲が愛したグルメ 「八雲御膳」をひ孫の凡さん試食

AI要約

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)没後120年を記念したイベントが鳥取県立博物館で開催され、八雲御膳の試食会が行われた。

八雲御膳は、鳥取歴史振興会が企画したビステキやガンボスープ、ウナギのかば焼きなどのメニューで構成されており、館内のレストランで提供される。

ひ孫の凡さんが試食し、「八雲は結構なごちそうを食べていた」と感想を述べた。また、凡さんは小泉八雲フェスティバルで講演を行った。

小泉八雲が愛したグルメ 「八雲御膳」をひ孫の凡さん試食

 「怪談」の著者として知られるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の没後120年や、妻の小泉セツが来秋放送開始予定のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」のモデルに決まったことを受けたイベントが10日、鳥取市の鳥取県立博物館で開かれた。鳥取ともゆかりのある八雲が愛したグルメだけで作った「八雲御膳」の試食会もあり、ひ孫の凡さん(63)が試食して舌鼓を打った。

 八雲御膳は、郷土の歴史を未来に引き継ぐ活動をしている「鳥取歴史振興会」(森本良和会長)が企画。ビステキ(現在のビフテキ)やガンボスープ(オクラのスープ)、和食の中で数少ない好物だったウナギのかば焼きなどをメニューに取り入れた。同館内のレストラン「カフェ・ダール ミュゼ」で9月中旬以降、5500円(完全予約制)で提供する。

 試食した凡さんは「八雲は結構なごちそうを食べていたんだなと思った。ゆかりがある鳥取の方にも食べてもらいたい」と話した。

 また、凡さんは同館であった「小泉八雲フェスティバル」と銘打ったイベントで登壇。「現代に生きる小泉八雲と怪談」をテーマに講演した。