陸上男子3000メートル障害 三浦8位「浜田ジュニア陸上教室」上ケ迫室長語る 

AI要約

小学1年で入った浜田ジュニア陸上教室で三浦の基礎が築かれた。

指導者によれば、三浦は努力を惜しまず、バネのある走り方が特長だった。

三浦はさまざまな種目に取り組み、地元大会で多くの優勝を果たしていた。

陸上男子3000メートル障害 三浦8位「浜田ジュニア陸上教室」上ケ迫室長語る 

 三浦の基礎をつくり上げたのが、小学1年で入った「浜田ジュニア陸上教室」だった。

 恩師である上ケ迫(かみがさこ)定夫室長(70)は「練習を嫌だと言ったことはなく努力を継続していた子」と振り返り、長距離を指導した伊津洋士さん(57)も「体は小さいが、バネのある走り方だった」と特長を語る。

 週3日の同クラブは全種目に触れ、総合的な力を養うことに主眼を置いている。メニューはソフトボール投げから始まり高跳び、幅跳び、短距離のスタートダッシュ、ハードルと盛りだくさん。三浦も「さまざまな要素の動きが今につながった」と語る。

 小学5年時の地元大会では100メートル、80メートル障害、1000メートルの3種目で優勝するなど目立った存在だった。「培った基本動作の延長が100メートルにもフルマラソンにもなる」と語った同室長は「地元では100年たっても出るか出ないかの選手」と称賛していた。