可能性無限大 「そのまま食べてもおいしんですけど」 とっとりスイーツフェスタ
鳥取県で開催された「とっとりスイーツフェスタ」で、地元産のフルーツを使用したスイーツが大人気となった。
15の店が出店し、フルーツの可能性を感じさせる美味しいスイーツが提供された。
イベントは8月31日に倉吉市、9月7日に米子市でも開催される。
ナシやスイカを代表格に、メロン、ブドウ、カキと鳥取県は果物の宝庫。
そんな鳥取県のフルーツの魅力をスイーツにして届ける「とっとりスイーツフェスタ」がこのほど鳥取市で開かれ、大盛況となりました。
「とっとりスイーツフェスタ」のオープンは、4日午前10時、入口でナシが振舞われると押すな押すなの行列となりました。
それもそのはず、普段から人気の店が地元産のフルーツを材料に腕によりをかけたスイーツの名品がズラリ。県産フルーツの魅力を伝えようと鳥取県が開いたイベントは今年が2年目。鳥取市の丸由百貨店の会場には15の店が並びました。
フルーツの宝庫とも言える鳥取県の果物。そのまま食べても十分おいしいのではと主催者に聞いてみると…。
鳥取県市場開拓局 山本紀子局長
「そのまま生で食べていただいてももちろんおいしいんですけど、スイーツと言う形で様々な形でおいしく味わって頂けると思っています。」
間違いありません。鳥取県のフルーツはスイーツにすると一層おいしくなります。見た目は鮮やかでまるで宝石箱、ケーキ、パフェ、プリン、パンナコッタと色んな形に変身しました。
今年初めて出店した鳥取市の「アイワナドゥ岩戸」。
人出の多さに目を見張り、フルーツの根強い人気と可能性を感じました。
アイワナドゥ岩戸 西澤祥幸料理長
「(可能性は)これから広がるんじゃないかと思っています。みなさまスゴイ。」
このイベントのためにと新たに作ったのがベリーとマンゴーのガトーショコラ。地元でとれたブルーベリーを伝統的なケーキと組み合わせました。
日野彰紀 記者
「いただきます。ブルーベリーの酸味と濃厚なチョコレート、これは絶妙な取り合わせですね。」
フルーツショップ「フェリース」で人気を集めたのはフルーツサンドイッチ。
使われているのは市内神戸地区で作られたモモです。
フェリース 岡村亜弥さん
(モモとサンドイッチって経験ないんですけどおいしいですか?)
「はい、もちろんです。ピッタリです。(笑)」
「神戸のモモを使用していまして、甘い香りとしっかりした果実で。」
日野彰紀 記者
「いただきます。パンからあふれ出る程のモモとクリーム、このたっぷりさがまずうれしいです。」
これはという商品をみつけても、あまりの人の多さに買い終えるまでには少々時間も…。
行列が長くなって売り切れとなる商品もありました。
元々おいしい鳥取県のフルーツ、その魅力を更にアップさせるスイーツのポテンシャル、お客さんの熱気がそれを裏付けています。
とっとりスイーツフェスタは出店する店を入れ替えながら、8月31日には倉吉市のエースパック未来中心で、9月7日には米子市の米子しんまち天満屋でも開催されます。