学芸員に質問しよう 富山県の高岡市立博物館、小中高生対象に自由研究サポート

AI要約

高岡市立博物館では、小中高生向けに夏休みの自由研究や調べ学習をサポートする「教えて!学芸員」事業を実施中。

3年目の取り組みで学芸員が高岡の歴史や昔の暮らしについて疑問に答え、市内の小学生たちが博物館を訪れて理解を深めている。

関心を深めた生徒もおり、遊びながら高岡の魅力や学芸員の仕事を学べる機会になっている。

学芸員に質問しよう 富山県の高岡市立博物館、小中高生対象に自由研究サポート

 富山県の高岡市立博物館は、小中高生を対象に、夏休みの自由研究や調べ学習をサポートする「教えて!学芸員」を31日まで行っている。7日は市内の小学生2組が郷土の魅力や博物館の仕事について理解を深めた。

 高岡の歴史や昔の暮らしなどの疑問に学芸員が答える事業で、今年で3年目。高陵小学校3年の島暦実(こよみ)さんは高岡古城公園にある万葉歌人、大伴家持の歌碑について宇川恵里主査学芸員から説明を聞いた。家持を紹介する館内の展示も見学し「他の歌碑にも行ってみたい」と関心を深めた。

 木津小学校1年の廣瀬航太さんはクイズやパズルのコーナーを見て回り、博物館の展示内容や学芸員の仕事を学んだ。

 宇川さんは「館内で遊びながら高岡のことを学んでもらうきっかけにもなる」と話す。申し込みは電話かメールで、来館希望日の5日前までに調べたいことを伝える。