明光バス・10月1日付けで南海電鉄の子会社に/和歌山・白浜

AI要約

南海電鉄は、明光バスの発行株式を取得し、2024年10月1日に子会社化することを発表。

明光バスは白浜町を中心とする路線バスや観光バス、高速バス事業を展開しており、売上高は8億9100万円。

南海電鉄は、観光事業の強化を目指し、明光バスを取得することで近鉄グループと連携し、経営体制を強化する方針。

明光バス・10月1日付けで南海電鉄の子会社に/和歌山・白浜

南海電鉄は、近鉄バスホールディングスが保有する白浜町の明光バスの発行済み株式を取得し、2024年10月1日付けで子会社化する事を、8月9日、明らかにしました。

明光バスは1930年6月に設立され、資本金6千万円、従業員87人で、2024年3月期の売上高は8億9100万円です。白浜町や田辺市・上富田町を中心とする路線バスや、観光バス、大阪・東京方面を結ぶ高速バス事業を展開しています。

南海電鉄では、中期経営計画で「ツーリズム関連事業の強化」を盛り込んでいて、和歌山エリアの公共交通による地域振興や、外国人観光客の取り込みを目指すとして、9日、近鉄バスホールディングスなどが取得する明光バスの株式およそ66万株の譲渡契約を締結し、10月1日付けで子会社化する事になりました。

南海電鉄では「これを契機に、南海は近鉄グループと紀伊半島エリアの観光事業の創出と強化を念頭に、さらなる連携実現に向けて取り組む」としていて、10月からの経営体制については、決まり次第、公表するということです。