「おどりクッキー」で郡上盛り上げ 移住者の椙山さんがお土産考案

AI要約

郡上おどりの盛り上げに貢献するため、移住者の椙山愛理さんが郡上市でおどりクッキーを販売している。

お土産のクッキーは踊りの振り付けをモチーフにしており、米粉を使用している。郡上や郡上おどりに関する話題を楽しんでもらうために企画された。

椙山さんは名古屋市出身で、2021年に郡上市に移住。地域の活気に触発されて焼き菓子の製造・販売を始め、おとりクッキーはその一環として販売されている。

「おどりクッキー」で郡上盛り上げ 移住者の椙山さんがお土産考案

 郡上おどりの盛り上げに一役買おうと、移住者の椙山愛理さん(27)=岐阜県郡上市八幡町=が、踊りをモチーフにしたお土産「おどりクッキー」を販売している。郡上産の米粉を使い、踊りの代表的な振り付けを模した形が特徴的で「買って帰ってからも郡上や郡上おどりの話をしてもらいたい」と思いを込める。

 椙山さんは名古屋市出身で、大学時代から通っていた郡上市に2021年に移住。「郡上にはいろいろなことに挑戦している人が多く、自分も何かできるんじゃないかと思った」と、焼き菓子の製造・販売「米粉の焼菓子 おと」を立ち上げ、22年から市内のイベントなどで出店している。

 クッキーは、郡上おどりの代表曲が題材の、「かわさき」(プレーン)「三百踊」(ココア)「春駒」(アーモンド)の3種類。材料に卵や乳、小麦を使わずアレルギーにも配慮する。1袋2枚入りで昨夏から販売を始め、今年から新たに9枚入りの「おどりクッキー箱」が加わった。ラベルのイラストやクッキーの型は市内のデザイナーや事業者に依頼し、箱は椙山さんがデザインした。

 1袋250円、1箱1100円。郡上八幡旧庁舎記念館と郡上八幡博覧館で購入できる。