「これが甲子園」聖地の感触を練習で確認 静岡代表の掛川西

AI要約

掛川西の選手らが甲子園練習に臨み、限られた時間で守備や打撃を練習。選手たちの笑顔もこぼれた。

打撃投手は大石卓哉監督が務め、選手たちは石川大峨選手を含め打球音に感動し、甲子園の雰囲気を楽しんでいる様子。

選手たちは試合を意識しながら打席や守備位置の感覚を確かめ、甲子園でのプレーに喜びを感じている。

「これが甲子園」聖地の感触を練習で確認 静岡代表の掛川西

 第106回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)に静岡代表として出場する掛川西の選手らは4日、甲子園練習に臨んだ。午前7時40分から、内野のグラウンド整備まで含めて20分間、限られた時間で守備や打撃を練習し、笑顔もこぼれた。

 打撃投手は大石卓哉監督が務めた。「監督のボールは、思いがこもっていた」と山下陸人主将(3年)。打球音が響き渡り、石川大峨一塁手(2年)は「気持ち良くて、これが甲子園だなあと思った」。鈴木脩平二塁手(2年)は「打球が素直に来てやりやすい。試合が楽しみ」と守備の手応えを感じた様子だ。佐藤駿斗三塁手(2年)は、「試合は観客が入るので、どんな風景に見えるかイメージをふくらませながら」打席や守備位置の感覚を確かめたという。

 田中朔太郎右翼手(3年)は「打球を見ながら守備に慣れていけたので良い時間だった」。高橋郁真投手(3年)は「想定よりホームが遠い感じがした。試合までに修正したい」と話した。(斉藤智子)