名古屋市教委の金品受け取り問題 前市長の松原氏からも聞き取りを検討

AI要約

名古屋市教育委員会が校長会から金品と共に推薦名簿を受け取っていた問題で、検証チームは前市長の松原武久氏からも聞き取りを検討している。

松原氏は体調面を考慮しなければならない状況であり、聞き取りを行わない可能性もある。

歴代の教育長4人に聞き取りを行った結果、金品の受け取りについて全員が「知らなかった」と話している。

名古屋市教育委員会が校長会などから金品と共に推薦名簿を受け取っていたなどの問題で、検証チームは、前市長の松原武久氏からも聞き取りを検討していることがわかりました。

前市長の松原武久氏は市長になる前、教育長を務めていて、5日、検証チームの寺脇研座長は、松原氏からも聞き取りを検討していると明らかにしました。

ただ、松原氏は87歳で体調面を考慮しないといけない状況であるとして、聞き取りを行わない可能性もあるということです。

また、検証チームが、歴代の教育長4人に、聞き取りを行った結果、金品の受け取りなどが行われていたことについて、全員が「知らなかった」と話していることも分かりました。

4人は、いずれも教員出身者ではないということで、教員出身の他の市教委幹部は金品受け取りについて知っていたと話しているということです。

検証チームは調査結果を取りまとめ、8月末にも最終報告書を、提出するとしています。