【山口県】スポーツ通じた地域振興、3者一体で 周公大、西京銀、山口FGが プロジェクト開始

AI要約

周南市の周南公立大と西京銀行、下関市の山口FGが連携し、スポーツの力で地域活性化プロジェクトを開始

プロジェクトの目的は人のつながり創出、コミュニティ形成、スポーツ環境整備、企業スポーツへの参加と人材育成など

活動内容として、市内中学生の指導教室、トークイベント、体験会を予定

【山口県】スポーツ通じた地域振興、3者一体で 周公大、西京銀、山口FGが プロジェクト開始

 周南市の周南公立大(髙田隆学長)と西京銀行(松岡健頭取)、下関市の山口フィナンシャルグループ(山口FG、椋梨敬介社長)は9月から3者連携で、「スポーツの力で地域活性化」プロジェクトを開始する。5日に同大で開かれた共同記者発表会で明らかにした。

 西京銀行は女子バドミントンチーム「ACT SAIKYO」(アクトサイキョウ、大澤陽奈主将)を持ち、山口FGは傘下の山口銀行が周南エリアを拠点とする女子ハンドボールクラブ「YMGUTS」(ワイエムガッツ、岡田あずさ主将)を抱える。

 両社ともスポーツ振興を通じた地域貢献を目指し、それぞれが既に周南公立大と連携協定を結んでいる。地域のさらなる盛り上がりを目的に、今回、3者一体でのプロジェクト始動を決めた。

 プロジェクトの目的は、スポーツを通じた人のつながりの創出とコミュニティの形成、小中学校と地域が融合したスポーツ環境の整備、企業スポーツの企画と運営への大学生の参加と人材育成など。

 「しゅうなん・スポーツコミュニティ・プロジェクト」と題した9月からの事業では、両チームによる市内中学生の指導教室に同大生が参加する。9月14日(土)に徳山駅前図書館で3者合同のトークイベント、11月16日(土)には湯野小学校でバドミントン、ハンドボール体験会を開くこととしている。

 発表会には、髙田学長、松岡頭取、椋梨社長、大澤主将、岡田主将、同大バドミントン部の江見乃羽主将らが出席。髙田学長は「社会人と一緒に活動することで学生も大きな学びを得ることができると思う」と期待を込めた。