横浜・戸塚区の下水道整備工事現場でクレーン車横転 家屋や車損壊、停電も

AI要約

横浜市戸塚区でクレーン車の事故が発生し、家屋や車に被害が出た。

事故原因は車体の脚が地面に沈み込んで転倒した可能性がある。

工事中の事故でけが人はなく、市は再発防止の取り組みを検討中。

横浜・戸塚区の下水道整備工事現場でクレーン車横転 家屋や車損壊、停電も

 6日午後2時半ごろ、横浜市戸塚区小雀町の下水道整備工事現場で作業中のクレーン車(35トン)が横転し、アーム部分が倒れ込んで家屋2軒の一部と乗用車1台を損壊した。近くの電柱も壊れ、影響で4軒が停電した。けが人はなかった。

 同区によると、工事で使う重機を持ち上げて旋回した際にクレーン車が横転。アーム部分が当たって家屋の屋根や外壁などを損壊したほか、車が下敷きになった。

 転倒を防ぐために車体から張り出して設置する装置の脚の部分が、地面に敷いた鉄板からはみ出てていたため、脚が地面に沈み込んで転倒したとみられる。

 事故は同市が発注した工事中に発生。同市は「工事を一時中止し、家屋などの復旧を行う。市と関係者で再発防止に向けた取り組みを検討する」などとしている。