【パリ五輪】体操団体金メダルの杉野正尭選手 個人鉄棒はカッシーナで落下、悔しい7位「一生心に残るような日だった」【福井】

AI要約

杉野正尭選手がパリオリンピック体操男子鉄棒決勝で7位に終わる悔しい結果となった。

杉野選手は演技中に大技「ペガン」で落下し、その後の離れ技も成功せず、最終結果は7位だった。

杉野選手は悔しさを胸に次の目標に向けて頑張る決意を示した。

【パリ五輪】体操団体金メダルの杉野正尭選手 個人鉄棒はカッシーナで落下、悔しい7位「一生心に残るような日だった」【福井】

パリオリンピックは、5日、体操男子鉄棒の決勝が行われ、団体金メダリストで鯖江高校出身の杉野正尭選手が出場しましたが、残念ながら演技の途中で落下し、7位に終わりました。

 

予選を3位で通過した杉野選手は、得意の鉄棒で演技の冒頭にF難度の大技「ペガン」を披露します。杉野の代名詞「ぺガン」でしたが、とちゅうで片手が外れてしまい、そのあとの離れ技「カッシーナ」でバーをつかめず落下しました。

それでも、杉野選手は感謝の思いを胸に演技を再開します。「人としても、体操選手としても自分は成長できた。色んな人に感謝をして演技をしたい」と話していた杉野選手、最後の思いを込めましたが、落下した後も予定していた連続の離れ技ができず結局7位、悔しい結果に終わりました。

杉野選手は「悔しい気持ちが一番。一生心に残るような日だった。楽しさもあり、悔しさもあり、自分が小さい頃から目指してきた場所でどっちの思いもできるのは幸せ。今後は、また金メダルに向けてどうやっていくのか考えながら頑張っていきたい」と話しました。