カットやメークの技術競う 長野県松本市で県大会

AI要約

長野県美容業生活衛生同業組合は第55回県美容技術選手権大会を開催し、全県の美容師62人が競技に参加した。

競技ではカット、メーク、着付けなどの技術とセンスが競われ、来場者もその熱気に引き込まれた。

大会では新たな取り組みも行われ、美容師の技術を次世代に繋げる意義も掲げられた。

カットやメークの技術競う 長野県松本市で県大会

 長野県美容業生活衛生同業組合(成迫博理事長)は5日、松本市中央4の市勤労者福祉センターで第55回県美容技術選手権大会を開いた。全県の美容師62人が3競技でカットやメーク、着付けなどの技術とセンスを競った。

 カット競技は、人形のウイッグ(かつら)を使い、制限時間30分で選手が自分のイメージした髪形を表現した。手際よく道具を使って完成に近づけていく姿に、来場者も引き込まれていた。

 来場者の投票を成績に加える部門を新設するなど、より多くの人に興味を持ってもらう工夫をした。組合中信支部は、くじ引きや輪投げなどの縁日風コーナーを設け、子供や家族連れが楽しめるようにした。組合の小出誠司副理事長は「大会を通じて美容師の技術を次世代へとつなげていかれたら」と話していた。