強制退去させられた逆恨みか 大家に無言電話や嫌がらせメール…2年間で数百回の迷惑行為 無職の40歳男を逮捕 神戸

AI要約

無職の男が強制退去させられたマンションの経営者に対し、数百回に及ぶ嫌がらせ行為を繰り返し、無言電話をかけた疑いで逮捕された。

男は事務所に無言電話をかけ、過去に警告を受けながらも嫌がらせを続け、特定されたことで逮捕された。

男は容疑を否認しており、警察は余罪についても捜査を進めている。

強制退去させられた逆恨みか 大家に無言電話や嫌がらせメール…2年間で数百回の迷惑行為 無職の40歳男を逮捕 神戸

 強制退去させられたマンションの経営者に無言電話をかけるなどしたとして、無職の40歳の男が逮捕されました。嫌がらせ行為は、数百回に及ぶとみられています。

 兵庫県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕された神戸市西区に住む無職の男(40)は、同じ市内のマンション経営の50代の男性の事務所に、6月21日から25日までの間、4回に渡って無言電話をかけた疑いがもたれています。

 警察によりますと、男は近隣住人とのトラブルが絶えなかったため、おととし7月に住んでいたマンションを強制退去させられましたが、その後、男がマンション周辺を徘徊するようになり、経営者の男性には「詐欺師」といった内容の嫌がらせのメールが届くようになったということです。

 警察は去年、2度にわたって嫌がらせ行為をやめるよう警告をしましたが、今年6月から事務所に無言電話が相次いだといいます。

 その後の捜査で無言電話の発信元が特定でき、防犯カメラに男が公衆電話から電話を掛けている様子が映っていたことから、逮捕に至ったということです。

 警察の調べに対し男は、「なかなか電話に出てくれないので何度も電話をかけたが、相手がすぐに電話を切るので、無言電話を掛けたつもりはありません」と容疑を否認しています。

 男による迷惑行為は2年間で数百回に及ぶとみられ、警察は余罪についても捜査を進めています。