ユミルリンクがSMS配信サービス「Cuenote SMS」の「他人接続判定機能」で誤送信防止

AI要約

「Cuenote SMS」に追加された「他人接続判定機能」は、誤送信を防止し、リスクを低減する。

ユーザーは過去10年間のデータを照合し、電話番号の利用者履歴を確認できる。

Cuenote SMSは高品質なSMS配信を提供し、金融機関や自治体などから要望が多かった他人接続判定機能が利用できる。

ユミルリンクがSMS配信サービス「Cuenote SMS」の「他人接続判定機能」で誤送信防止

メッセージングソリューション事業のユミルリンクは、SMS(ショートメッセージサービス)配信サービス「Cuenote SMS」に誤送信を防止する「他人接続判定機能」を追加し、オプション機能として提供を始めたと8月1日に発表した。SMSを送信する前に携帯電話番号の過去の利用履歴を照合し、携帯電話番号の持ち主が変わった可能性がある場合は送信リストから除外してメッセージが本人以外に届いてしまうリスクを低減する。

ユーザー側で「電話番号」と、会員登録日などの「他人接続判定に利用する基準日」を用意する。最大で過去10年間のデータから照合して電話番号の利用者履歴を確認する。電話番号の変更履歴があって、「他人が利用している可能性がある」と判定された場合は、その電話番号を除いたリストに対してSMSが配信される。他人接続判定された電話番号は、管理画面で確認してダウンロードすることができる。

Cuenote SMSは、携帯電話番号のみでメッセージの送受信ができるSMSの配信サービスで、「docomo」「au」「SoftBank」「楽天モバイル」の国内4大キャリアとの直接接続(直収)による正規ルートで高品質なSMS配信を行える。同じ電話番号でも意図しない人物に重要な情報が送信されてしまうことを防止する他人接続判定機能は、支払いの督促でSMSを活用する金融機関や自治体などから要望が多かった。