遊覧船で住民の「移動手段」確保 道路崩落で自由な往来できない日御碕地区の生活支援（島根・出雲市）
AI要約
7月上旬の大雨による県道の崩落で、自由な往来ができなくなっている日御碕地区の住民の移動手段を確保するため、8月2日から始まった海上輸送による臨時船の運航について。
出雲市日御碕地区の住民5人が最初の便に乗船し、利用者の安心感や感想を紹介。
海上輸送のサービス内容や今後の運航予定について詳細。
7月上旬の大雨による県道の崩落で、自由な往来ができなくなっている出雲市日御碕地区の住民の移動手段を確保しようと、8月2日から遊覧船を使った海上輸送が始まりました。
2日午前9時頃、出雲市の大社漁港に到着した船。道路の復旧の見通しが立たないなか、日御碕地区の住民の移動手段を確保しようと、出雲市が地元企業の協力を得て運航する臨時の海上輸送船です。その最初の便には、出雲市内のデイサービスに通う高齢者など日御碕地区の住民5人が乗船しました。
利用した住民：
この船で出られるからという安心感と、施設に行けば友達がたくさんいるので、それがとてもうれしく思います。
この海上輸送、日御碕地区の住民や医療・介護スタッフなどは無料で、宿泊や観光の場合は片道1500円で利用できるということです。
今後道路が仮復旧するまで、毎週火曜日と金曜日の週2回、事前予約に応じて運航される計画です。
