「ストレスを発散するため衝動的に…」同僚の腕時計を盗んだ自衛官 懲戒免職処分

AI要約

陸上自衛隊相浦駐屯地の男性自衛官が同僚の腕時計を盗んだことが明らかになり、懲戒免職処分を受けた。

盗まれた腕時計は約5万円相当で、被害者が警務隊に通報し、犯人は2等陸尉であることが判明。

2等陸尉はストレス発散のために盗んだと話しており、相浦駐屯地は再発防止と信頼回復に努めると表明している。

「ストレスを発散するため衝動的に…」同僚の腕時計を盗んだ自衛官 懲戒免職処分

陸上自衛隊相浦駐屯地は、所属する男性自衛官(30代)が同僚の腕時計を盗んだとして免職の懲戒処分を行ったと発表しました。

懲戒免職処分を受けたのは、陸上自衛隊相浦駐屯地の水陸機動団後方支援大隊に所属する男性2等陸尉(30代)です。

相浦駐屯地によりますと2等陸尉は去年3月、駐屯地内で同僚隊員が置いていた腕時計(約5万円相当)を盗んだということです。腕時計が無くなったことに気付いた被害者が警務隊に通報し、今年2月に警務隊が2等陸尉に話を聞いたところ盗んだのを認めたということです。

動機について2等陸尉は「業務多忙によるストレスを発散するため衝動的に盗ってしまった」と話しているということです。

水陸機動団後方支援大隊長の中村美雄2等陸佐は「国民の生命と財産を守る自衛官がこのような事案を起こし誠に遺憾です。今後、全隊員へ一社会人としての教育と指導を徹底し再発防止を図るとともに信頼の回復に努めて参ります」とコメントしています。