岩手県 7月の企業倒産は9件

AI要約

岩手県内の企業倒産が急増しており、7月だけでも9件の倒産が発生し、負債総額は8億2300万円に上る。

建設業を含む各業種で倒産が見られ、物価高や労務費の増加が原因とされている。

2024年に入ってからの倒産件数は42件に上り、前年を大きく上回っている状況であり、今後も増加が懸念されている。

岩手県 7月の企業倒産は9件

7月の岩手県内の企業倒産は9件で、負債総額は8億2300万円でした。

東京商工リサーチ盛岡支店によりますと、7月の県内の負債総額1000万円以上の企業倒産は9件で、建設業が3件以外は小売業や運輸業などがそれぞれ1件なっています。

負債総額は2023年の7月を5億7600万円上回る8億2300万円でした。

2024年に入ってからの県内の倒産件数は合わせて42件となり、2023年の同じ時期を15件上回っています。

今後の見通しについて、東京商工リサーチ盛岡支店は「物価高や労務費負担の増加などで過剰債務に陥った企業を中心に、倒産件数を押し上げる可能性が高い」としています。