八戸西高文芸部、短歌甲子園5年連続全国出場 「昨年のリベンジを」

AI要約

青森県立八戸西高の文芸部が、5年連続で短歌甲子園に出場する準備をしている。昨年の準優勝から優勝を目指し、部員達は意気込みを語っている。

石川啄木ゆかりの盛岡市で行われる短歌甲子園は、青森明の星高と八戸西高が予選免除で出場。団体戦は3人一組で、メンバー3人は2度目の頂点を目指す決意を示している。

部員たちは厳しい練習を重ね、田茂博之教諭も本番での成功を期待している。

八戸西高文芸部、短歌甲子園5年連続全国出場 「昨年のリベンジを」

 青森県立八戸西高の文芸部が、8月16~18日に盛岡市で開催される第19回全国高校生短歌大会「短歌甲子園2024」に、5年連続で出場する。昨年は準優勝という悔しい結果だっただけに、部長の3年奥銀次郎さん(17)は「昨年はいけるところまでいくことが目標だったが、今年は初めから優勝を狙って頑張りたい」と気合十分だ。

 石川啄木ゆかりの地である盛岡市を舞台に毎年行われる短歌甲子園。前年優勝校の青森明の星高と準優勝校の八戸西高は共に、今年は予選免除で全国出場が決まった。

 団体戦は3人一組。奥さんのほか、昨年も出場した2年髙畑道磨(とうま)さん(16)と、初出場の2年脇坂望杏(のあ)さん(17)のメンバーで、2021年以来2度目の頂点を目指す。

 奥さんは「練習は厳しいことも多いが、『艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉にす』の言葉通り、努力した分だけ結果が返ってくると信じている」と意欲十分。髙畑さんは「昨年のリベンジの気持ちで臨みたい」、脇坂さんは「柔軟に対応して足を引っ張らないように頑張りたい」とそれぞれ意気込みを語った。

 指導に当たる田茂博之教諭は「悔いが残らないよう、本番でも練習通りの成果を出せるように頑張ってほしい」とエールを送った。