北見市の飲食店で食中毒 10人が下痢や腹痛 カンピロバクターを検出

AI要約

北見市の飲食店で10人がカンピロバクターによる集団食中毒で下痢や腹痛の症状を訴える。

発症者は全員回復に向かうが、1人は入院。保健所が店を営業停止にし、消毒を指示。

カンピロバクターは鶏肉が原因で、加熱が重要と道が呼び掛け。

 北見市の飲食店で10人が下痢や腹痛などの症状を訴えました。保健所は鶏肉などに潜伏するカンピロバクターによる集団食中毒と断定しました。

 道によりますと北見市の飲食店「然ること乍ら」で先月18日から20日にかけて利用した10人が下痢や腹痛などの症状を訴えました。1人は入院していましたが全員回復に向かっています。北見保健所が調べたところうち6人からカンピロバクターが検出されました。保健所はこの店を2日まで営業停止にして消毒などを指示しました。カンピロバクターは鶏肉を原因とするものが多く、少ない菌でも発症するおそれがあり、道などは十分加熱するよう呼び掛けています。