爆破予告の白山市職員、放火疑いで再逮捕 松任運動公園のあずまやに

AI要約

白山市内の公園のあずまやに火をつけた疑いで、市公園緑地課主査が再逮捕された。

容疑者は悩みがあったと供述し、公園の柱や座面を焼損させた疑いが持たれている。

市長は厳正な対処を行い、職員の綱紀粛正に努めるとコメントした。

 白山市内の公園のあずまやに火をつけたとして、白山署と石川県警捜査1課は1日、非現住建造物等放火の疑いで同市菜の花3丁目、市公園緑地課主査の本保浩太容疑者(34)を再逮捕した。容疑を認めており、「私生活や仕事で悩みがあった」と供述している。

 逮捕容疑は7月6~8日に、松任総合運動公園のあずまやの柱や座面などに火をつけて1・4平方メートルを焼損させた疑い。

 公園利用者があずまやに放火のような痕跡があるのを見つけ、署が捜査したところ、本保容疑者の供述から裏付けが取れたとして再逮捕した。同容疑者は7月8日、市役所に爆破予告のファクスを送ったとして威力業務妨害容疑で逮捕され、金沢地検は1日、同容疑は処分保留とした。

 田村敏和市長は「改めて市民に不安と心配をお掛けし、おわび申し上げる。事実関係を踏まえて厳正に対処し、職員の綱紀粛正の徹底に努める」とコメントした。