使用済み核燃料中間貯蔵施設 事業開始は「9月めど」 むつ市

AI要約

むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設について、リサイクル燃料貯蔵が事業開始を9月めどとする見通しを示しました。

施設では安全対策として軽油の貯蔵タンクと緊急時の活動拠点を整備し、電源確保に備えています。

リサイクル燃料貯蔵は安全協定を結び、使用済み核燃料の搬入準備が進められています。

使用済み核燃料中間貯蔵施設 事業開始は「9月めど」 むつ市

むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設について事業者のリサイクル燃料貯蔵は事業開始を9月めどとする見通しを示しました。

中間貯蔵施設ではきのう安全対策として整備した電源確保のための軽油の貯蔵タンクと緊急時の予備の活動拠点を報道陣に公開しました。軽油は電源車の燃料で4000リットルのタンク3基が地下に設置されおよそ1週間分の電源を確保することができます。事業開始時期についてリサイクル燃料貯蔵の高橋社長は「9月めど」と述べました。

★リサイクル燃料貯蔵 高橋泰成 社長

「今のところ弊社9月事業開始めどに安全第一に進めているところですので今後とも安全最優先で取り組んで参りたいと思います(8月中は)可能性としてゼロかと言われればゼロではないという答えになろうかと思うんですけど実際かなりタイトかなとは個人的には考えています」

リサイクル燃料貯蔵は今月9日に県、むつ市と安全協定を結び、その後中間貯蔵施設に東京電力柏崎刈羽原発から使用済み核燃料のキャスク1基が搬入される見通しです。