浦添署で空手教室 少年の居場所づくり

AI要約

浦添市で、警察官が講師として中学生に空手の動きを指導する空手教室が開かれた。

教室では準優勝経験のある講師が突きや蹴りを指導し、参加した中学生はコミュニケーションや関わりを楽しんだ。

少年指導員や大学生サポーターも参加し、周囲の人々との交流を通じて少年たちの心の拠り所をつくる取り組みを行った。

浦添署で空手教室 少年の居場所づくり

浦添市で、少年の“居場所づくり”を目的とした空手教室が開かれ、警察官が講師として、市内の中学生に空手の動きを指導しました。

夏休み期間の7月・8月の2か月間、沖縄県では「青少年の非行防止活動」を強化していて、その一環として30日、浦添署で「空手教室」が開かれました。

教室では今年5月に西日本実業団空手道選手権に団体メンバーとして出場し準優勝を果たした池田咲乃さんが講師となって突きや蹴りを指導しました。

▽参加した中学生

「コミュニケーションとかとれて、いろんな人と関われて楽しい」

▽浦添警察署 生活安全課・池田咲乃さん

「楽しそうにやってくれたのが一番嬉しかったんですけど、自分のものにしようとしている姿が見られたので自分も教え甲斐があった」

教室には少年指導員や県内の大学に通うサポーターも参加し、浦添署の大城伸少年課長は「周囲の人々との交流を通して、少年たちの心の拠り所をつくっていきたい」と話していました。