来場者をおもてなし インターハイ男子サッカー開催、会場で地域の魅力PR 福島
福島県で開催されているインターハイ男子サッカーでは、全国から5万人の来場が予想され、会場周辺で地域の魅力をPRする取り組みが行われています。
各自治体が特産品をPRするブースを出し、観光客や応援団におもてなしをしています。大熊町では酒米を使った冷やし甘酒やマスコットグッズが人気です。
楢葉町では特産品や観光をPRするブースが設けられ、干し芋やぽん酢、ドレッシングなどの地域特産品が販売されています。
福島県で開催されているインターハイ男子サッカーでは、大会期間中、全国から5万人の来場が予想されていて、会場の周辺では「おもてなし」の心で福島の魅力をPRしています。
水津邦治アナウンサー「大会期間中は全国から多くの人が来ることが予想されることから、各自治体もブースを出しておもてなしをしています」
インターハイの男子サッカーでは、試合会場の楢葉町・広野町・いわき市に全国から5万人の来場が予想されています。こうしたことから、双葉郡の町村やいわき市では、特産品をPRするブースを設けて地域の魅力を発信しています。
水津アナ「こちらは大熊町のブースですが、町の酒米を使った冷やし甘酒が販売されています」
大熊町産の酒米でつくった甘酒のほか、町のマスコットキャラクターのマフラータオルやハンカチも大人気です。
東京から応援に来た人「3.11から13年経つ、私も経験しているので、福島を私も応援したいと思っているしこういう取り組みはいいなと思います」
Jヴィレッジがある楢葉町では、「特産品」と「観光」の2つのブースを設けて、PRをしています。紅はるかを熟成させて、おいしく仕上げた売り出し中の特産品「楢葉町の干し芋」や、去年8トンの収穫量を誇る特産のユズを使ったぽん酢やドレッシングなども販売されていました。
楢葉町 農林水産課・五十嵐翔さん「震災からだんだんと時間が経って、新しい特産品や町も元気になってきたので、そういう様子をみなさんにお伝えできたらなと思っています」
大会は8月3日まで開かれていて、会場の特産品ブースをはじめ、周辺の飲食店なども経済効果に期待を寄せています。