福岡県が投資銀行と連携協定 電動車の開発・生産拠点めざし地場企業を支援へ

AI要約

福岡県と投資銀行が連携協定を結び、電動車の部品開発など地場産業への支援を強化

協定では電動車の開発・生産拠点形成を目指し、地域特化ファンドの設立やベンチャー企業の支援も

ドーガンの森社長と服部知事は、県内外の企業を巻き込んで先進的な自動車産業を目指す意向を表明

福岡県が投資銀行と連携協定 電動車の開発・生産拠点めざし地場企業を支援へ

「世界に選ばれ電動車の開発・生産拠点」などを構想として掲げる福岡県。福岡市の投資銀行と30日、連携協定を結び、電動車の部品開発などを行う地場産業への支援を強化することを決めました。

福岡県と連携協定を結んだのは、福岡市に本社を置く投資銀行、「ドーガン」です。ドーガンは主に九州地区の中堅企業を対象に、地域特化型のファンドの設立や運営、コンサルディングなどを行っています。

今回の協定では、「世界に選ばれる電動車開発・生産拠点の形成」を目指す福岡県とドーガンが連携し、電動車の部品開発や製造などを行う地場産業への支援を強化することを決めました。

互いに、ベンチャー企業などの情報を共有したりするということです。

ドーガンの森大介社長は、「県内だけでなく、国内外の企業も巻き込んでこれまでにない事業を生み出していきたい」と話していました。

また、服部知事は、「福岡県の自動車産業を先進的なものにしていくため、新規参入を考える企業などを様々な面から支援していきたい」と話していました。