JR瀬戸大橋線 レール温度上昇に伴う徐行区間を通常速度で走行していたことが発覚

AI要約

JR西日本は、27日、JR瀬戸大橋線の妹尾駅構内で、レール温度の上昇によって徐行運転が必要だったにもかかわらず、列車が通常速度で走行していたことが発表された。

JR西日本では、レール温度が上昇すると安全のために徐行や運転見合わせを行うが、妹尾駅では60℃で徐行、63℃で運転見合わせとされている。

27日には、妹尾駅構内で徐行運転すべき列車が通常速度で走行しており、JR西日本は運転規制漏れを原因としている。

JR瀬戸大橋線 レール温度上昇に伴う徐行区間を通常速度で走行していたことが発覚

 JR西日本は、27日、JR瀬戸大橋線の妹尾駅構内で、レール温度の上昇によって列車が徐行運転をする必要があっったにもかかわらず、通常速度で走行していたと発表しました。

 JR西日本では、レールの温度が上昇した際、安全のために徐行や運転見合わせを行うことになっています。妹尾駅ではレール温度が60℃に達すると徐行を、63℃に達すると運転を見合わせることになっています。

 しかし、27日午後1時13分高知駅発の特急南風と午後3時10分高松駅発の快速マリンライナー、午後1時26分松山駅発の特急しおかぜが、妹尾駅構内で徐行運転(時速45㎞以下)をするべきところを通常速度で走っていたということです。

 原因についてJR西日本は、JR妹尾駅構内が運転規制の一覧から漏れていたためだとしています。JR西日本は「こうした事象を発生させ誠に申し訳ない。改めて関係社員への指導を徹底するなど再発防止に努める」とコメントしています。