夏の高校野球埼玉大会決勝 花咲徳栄が優勝/埼玉県

AI要約

花咲徳栄が昌平を下し、5年ぶり8回目の優勝を決めました。

両チームの攻防や逆転劇が繰り広げられ、延長戦の末、花咲徳栄が勝利。

熱戦の末、花咲徳栄が夏の甲子園出場を決めました。

 夏の高校野球埼玉大会は28日決勝戦が行われ、花咲徳栄が昌平を下し、5年ぶり8回目の優勝を決めました。

 初回、花咲徳栄はランナー2塁、3塁の場面で石塚がスリーベースヒットを放ち、2点を先制。

 3回にもキャプテン生田目のソロアーチで、リードを広げます。

 昌平はそのウラ、ランナー1、2塁で大槻がタイムリーヒット。

 4回にも犠牲フライで1点を返します。

 5回、花咲徳栄は2アウトながらランナーを満塁として、再び石塚がタイムリー。3点を挙げ、昌平をつき離します。

 7回にも1アウト満塁と攻め立てますが、ここは途中交代の昌平・古賀が無失点に抑え、ピンチをしのぎます。

 勢いがついた昌平は8回、3番・山根が3ランホームラン。続く4番櫻井も3ベースを放ち、犠牲フライでこの回4点目。同点に追い付きます。

 試合は、9回を終わっても同点のままタイブレークに突入。

 延長10回、花咲徳栄はノーアウトで満塁とすると、田端のサードへの当たりは一塁セーフ。この間に1点を勝ち越します。

 このあとも9番・阿部の左中間を破るタイムリー2ベースで3点を追加。

 その後も、さらに追加点を挙げ、この回、一挙5点の猛攻を見せます。

 後がない昌平はそのウラ、ランナーを2人置いて、再び大槻が3ランホームラン。2点差に詰め寄りますが、反撃もここまで。花咲徳栄が3時間半以上におよぶ熱戦を制し、5年ぶり8回目の優勝と夏の甲子園出場を決めました。