山形大雨被害 死亡警察官は26歳の男性巡査長「パトカーごと流されている」45秒の通話後、行方不明に

AI要約

山形県で大雨による死亡事故が発生。真室川駐在所に勤務する26歳の警察官が死亡。

玉谷凌太巡査長は住民の救助要請を受けて出動し、行方不明に。捜索の結果、心肺停止状態で発見され死亡が確認される。

玉谷さんはライフジャケットを所持せず、救助が間に合わず惜しまれる。県警は彼を2階級特進させ、警部補に任命。

今月25日に山形県などに降った大雨で、現場に向かい死亡した警察官について県警は真室川駐在所に勤務する26歳の男性巡査長だったと明らかにしました。

県警によりますと死亡したのは、新庄警察署真室川駐在所に勤務する玉谷凌太巡査長(26)です。玉谷さんは大雨特別警報が出されていた今月25日夜に住民の救助要請を受けて出動。その後、「パトカーごと流されている」と110番通報したあと行方が分からなくなっていました。玉谷さんははおととい(26日)の捜索で橋から西におよそ1キロほどの場所で心肺停止の状態で発見され、その後、死亡が確認されました。玉谷さんはライフジャケットを所持せず別の署員が後続の車両でライフジャケットを届けに向かいましたが、途中で土砂崩れがあり届けることができなかったということです。

県警は26日付で玉谷さんを2階級特進させ警部補としました。