レーザーショー鮮やか くしろ霧フェス開幕

AI要約

くしろ霧フェスティバルが40回目の節目を迎え、音楽ライブやレーザーショーで開幕し、多くの来場者で賑わっている。

3日間のイベントでは6組のアーティストの出演や子供縁日、お笑いライブなどさまざまな催しが企画されている。

飲食ブースやアルコール提供も行われ、霧レーザーショーでは家族用観覧席が設けられ、子供も楽しめる内容になっている。

レーザーショー鮮やか くしろ霧フェス開幕

  今年で40回目の節目を迎えた「くしろ霧フェスティバル」(実行委主催)が26日、北海道釧路市幸町緑地・耐震旅客船岸壁特設会場で開幕した。会場には道内外から大勢の来場者が訪れ、銀杏BOYZと真心ブラザーズの音楽ライブや恒例のレーザーショーなどで熱気にあふれた。同フェスは28日までさまざまなイベントが予定されている。

 同フェスは、釧路の「霧」を逆転の発想で生かしたイベントとして、1985年に始まった。

 今年は28日までの3日間、総勢6組のアーティストが出演して会場を盛り上げるほか、北海道出身の芸人「タカアンドトシ」のお笑いライブ(28日)も開かれる。また、「子供から大人まで全世代が楽しめる霧フェス」をコンセプトに、射的やスーパーボールすくいなどの子供縁日、デジラポのVR(仮想現実)体験や音別町の富貴紙すき体験コーナーなどを設置。一般参加型の筋肉フェスティバルやアヒルレースなど、多くの催しを企画している。

 初日のこの日は歌うま選手権などが行われ、飲食ブースには地元飲食30店、キッチンカー11台が並んだ。ザンギやラーメンなど定番品のほか、霧フェス限定商品も提供され、生ビールやハイボールなど、アルコールを楽しむ来場者も目立った。

 午後8時からの霧レーザーショーでは、初の試みとなるファミリー特別企画として家族用観覧席を用意。子供向けの曲に合わせたショーとなり、観客から「きれい」「すごい」などの歓声が上がった。

 家族と来場したという伊藤香奈さん(10)は「レーザーがとてもきれいだった。おいしい食べ物もあって、またあしたも来たい」と笑顔を見せていた。

 霧フェス実行委の小向秀明委員長は「あすからも子供から大人まで長時間遊べるコーナーを用意している。ぜひ遊びに来てほしい」と来場を呼び掛けている。

  27日は午前10時に開場し、PIGGSやZIGGYのライブ、「TEENSROCK(ティーンズロック)」地区大会や筋肉フェスティバルなどが行われる。イベントの詳細は公式SNSで公開している。