夜の宍道湖で旅客船が座礁 乗客9人は地元シジミ漁の船が救助、船長ら乗員4人もけがなし 遊覧の帰港中、風や波もなく原因調査中 島根県松江市

AI要約

島根県松江市の宍道湖で旅客船が浅瀬に乗り上げ、航行不能となる事件が発生。乗客と乗員にけがはなく、救助された。

事故現場は松江市袖師町の島根県立美術館の湖岸近くで、晴れた夜のため天候は良好だった。保安部が原因を調査中。

船体に故障や油漏れはないが、船が動かせずいかりを下ろす状況。座礁の詳細は不明。

夜の宍道湖で旅客船が座礁 乗客9人は地元シジミ漁の船が救助、船長ら乗員4人もけがなし 遊覧の帰港中、風や波もなく原因調査中 島根県松江市

 26日午後9時20分ごろ、島根県松江市の宍道湖水深約1・6メートルの浅瀬に、遊覧していた旅客船「リバービュー号2」(19トン、全長12・32メートル)が乗り上げて航行ができなくなったと、松江署から境海上保安部に連絡があった。乗客9人は同船が手配した地元のシジミ漁の船が救助し、船長(75)を含む乗員4人にもけがはなかった。

 同保安部によると、現場は松江市袖師町の島根県立美術館の湖岸近く。旅客船は午後7時ごろ、松江市朝日町の大橋川沿いの港を出発して遊覧後、帰港中に座礁した。船体の故障や油漏れなどはないが、船を動かせないためいかりを下ろした。

 26日夜の天候は晴れで風や波はなく、視界も良好だった。同保安部が座礁の原因を調査している。