沖縄の人材育成に1000万円寄付 日本アドバンスト創業の県系人・重田さん 関東沖縄経営協に

AI要約

沖縄関係経済団体のけん引役である重田辰弥さんが関東沖縄経営者協会に1千万円を寄付し、沖縄の若手人材育成を期待している。

重田さんは、旧満州生まれで日本アドバンストシステムを創業し、沖縄関連団体で重要な役職を歴任してきた。

寄付の手続きは同協会総会で行われ、新垣会長が重田さんの足跡を紹介し、感謝の意を述べた。

沖縄の人材育成に1000万円寄付 日本アドバンスト創業の県系人・重田さん 関東沖縄経営協に

 【東京】首都圏で活動する沖縄関係経済団体のけん引役として、長年第一線で活躍してきた重田辰弥さん(84)=写真右=(埼玉県)が24日、関東沖縄経営者協会(新垣進会長)に1千万円を寄付した。同協会顧問でもある重田さんは「沖縄の若手人材育成に活用してほしい」と期待した。

 東京都千代田区で開かれた同協会総会で新垣会長=同左=に目録を手渡した。感謝状を贈った新垣会長は、重田さんの足跡を紹介し、謝辞を述べた。

 重田さんは旧満州(現中国東北部)生まれ。那覇市安謝で育ち、那覇高、琉大を経て早稲田大卒。コンピューターのシステム開発を手掛ける日本アドバンストシステムを1978年に創業した。関東沖縄IT協議会を創設し、初代会長(現最高顧問)、WUB東京でも初代会長(現顧問)を務めた。

(金城潤)